この記事は、ボドゲ紹介 Advent Calendar 2019の18日目です。
1年ぶりの更新です。もりと申します。長崎でボードゲームを遊んでます。長崎ボードゲーム友の会発起人、長崎ボードゲームひろばのSNS担当をやらせてもらってます。たまにボードゲームポッドキャスト「おしゃべりサニバ」にも出させてもらってます。ちなみに1年前の記事はボドゲ紹介Advent Calendar 2018の為に書いたものです。お暇があれば読んでみてください。
昨日ははろんさんの俗語論でした。ボードゲームの舞台背景はあまり気にしたことがなかったので非常に興味深かったですね。
さて、今回私が紹介するのはトレジャーアイランド(宝島)です。
何と、日本語版が明日発売です。アドベントカレンダーの記事を書こうとたまたま選んだ日の翌日が、紹介しようとしたゲームの日本語版の発売日なんて。こんな奇妙な偶然ってあるんでしょうか。
ゲームの内容をシンプルに言うと、プレイヤーはロングジョン・シルバー(以下、シルバー)と海賊に分かれて、シルバーが隠した財宝を海賊たちが探すゲームです。財宝を見つけたらその海賊プレイヤーの勝利。海賊たちが財宝を見つける前にシルバーが財宝のところにたどり着いたらシルバーの勝利です。海賊はチームではありません。勝つのは一人です。
こちらがシルバーが財宝を隠したと言われる島です。
シルバーはどうやって財宝を隠すのかというと、
ムムム…。
ここだ…と印を着けます。海賊プレイヤーには見られないようにしてくださいね。
では、海賊はどう探すのか。
このコマがあるところから…。
ここまで移動して…。
この円の中に宝があるぞ!
と、マップに直接、線や円を書いていって、書いた円の中に財宝があれば財宝を見つけたということで勝利になります。
ちなみに海賊のアクションは、移動して円を書く他に、移動のみ(その分長い距離移動できる)、円を書くのみ(移動しない分大きい円を書くことができる)の3種類の他に各海賊の固有アクションや、ゲーム中にできる回数が決まってる特別アクションがあります。
もちろん、ただ闇雲に探したって見つかるわけがありません。島は広いです。そこでシルバーは隠した財宝についてヒントを出さないといけません。
例えば。
このヒントは、ある海賊コマから6マイル以上離れたところに財宝があるよというヒントです。つまり、6マイル以内に財宝はない。それをどうやって示すのかというと、
この大きなコンパスを使って、
円を書くことで、この範囲にはないことを示します。
ヒントを出すときは、情報トークンを裏返して一緒に置きます。
ヒントは基本的に正しいのですが、何ターンか過ぎると「?」マークのトークンがもらえます。そのトークンを出したときは、「嘘をついても良いし本当でもいい」ヒントを出せます。「あれ、さっきのヒントと矛盾してるな…。どっちのヒントが正しいんだ? 」と、海賊たちを混乱させることができます。
ちなみにこの裏返したトークンを確認するというアクションもあります(ゲーム中2回しか使えません)。
はてさて、では、シルバーのプレイヤーが勝利するためにはどうするのか。
シルバーは最初は牢屋に入っています。しかし、数ターンが過ぎると、シルバーは脱獄します。シルバーは移動を行って、隠した財宝の下にたどり着けたら、勝利となります。ちなみに脱獄した後も海賊プレイヤーにもターンは回ってくるので、「ははーん、脱獄してそっちに向かってるってことは、財宝はその辺だな…」とヒントになってしまいます。
他にも方角のヒントや、更にヒントがもらえる宝物トークンもありますが、その辺は割愛。
このゲームの醍醐味は、やはり地図に直接書くことではないかと思います。地図にどんどん書いていって、財宝のありかがどんどん絞られていく。地図がどんどん汚れていくっていうのが、本当に宝探しをしているみたいな気持ちになります。
適当に書いた円の中にたまたま財宝があって、ゲームがすぐ終わってしまうという事態も発生することがありますが、そういうのも引っくるめて私は好きです。
だって、地図に色々書き込んで財宝を探すなんて、大人になるとなかなか出来ないことですからね。
ちなみにこのゲーム、ロングジョン・シルバーで勝利するのは難しいのかなと思います。BGG でもロングジョン・シルバーを救済するためのルールが載っていたと思いますので、興味のある方は参考にしてみて下さい。
明日19日はトレジャーアイランド改め宝島完全日本語版の発売日です。せっかくなので遊んでみて、面白かったら買ってみてはいかがでしょうか。
以上、読んでいただきありがとうございました。
1年ぶりの更新です。もりと申します。長崎でボードゲームを遊んでます。長崎ボードゲーム友の会発起人、長崎ボードゲームひろばのSNS担当をやらせてもらってます。たまにボードゲームポッドキャスト「おしゃべりサニバ」にも出させてもらってます。ちなみに1年前の記事はボドゲ紹介Advent Calendar 2018の為に書いたものです。お暇があれば読んでみてください。
昨日ははろんさんの俗語論でした。ボードゲームの舞台背景はあまり気にしたことがなかったので非常に興味深かったですね。
さて、今回私が紹介するのはトレジャーアイランド(宝島)です。
もり@マダミスやりたいおじさん@isami_vaアメリカアマゾンからトレジャーアイランド届いたその日にトレジャーアイランド日本語版が発表されました。まぁあれですね。「ほぉ、あなたのは日本語版ですか。私のはアメリカから買ったんですよ」とマウント取るしかないな。 https://t.co/qf3SWCjEvP
2019/02/08 23:12:24
何と、日本語版が明日発売です。アドベントカレンダーの記事を書こうとたまたま選んだ日の翌日が、紹介しようとしたゲームの日本語版の発売日なんて。こんな奇妙な偶然ってあるんでしょうか。
ゲームの内容をシンプルに言うと、プレイヤーはロングジョン・シルバー(以下、シルバー)と海賊に分かれて、シルバーが隠した財宝を海賊たちが探すゲームです。財宝を見つけたらその海賊プレイヤーの勝利。海賊たちが財宝を見つける前にシルバーが財宝のところにたどり着いたらシルバーの勝利です。海賊はチームではありません。勝つのは一人です。
こちらがシルバーが財宝を隠したと言われる島です。
シルバーはどうやって財宝を隠すのかというと、
ムムム…。
ここだ…と印を着けます。海賊プレイヤーには見られないようにしてくださいね。
では、海賊はどう探すのか。
このコマがあるところから…。
ここまで移動して…。
この円の中に宝があるぞ!
と、マップに直接、線や円を書いていって、書いた円の中に財宝があれば財宝を見つけたということで勝利になります。
ちなみに海賊のアクションは、移動して円を書く他に、移動のみ(その分長い距離移動できる)、円を書くのみ(移動しない分大きい円を書くことができる)の3種類の他に各海賊の固有アクションや、ゲーム中にできる回数が決まってる特別アクションがあります。
もちろん、ただ闇雲に探したって見つかるわけがありません。島は広いです。そこでシルバーは隠した財宝についてヒントを出さないといけません。
例えば。
このヒントは、ある海賊コマから6マイル以上離れたところに財宝があるよというヒントです。つまり、6マイル以内に財宝はない。それをどうやって示すのかというと、
この大きなコンパスを使って、
円を書くことで、この範囲にはないことを示します。
ヒントを出すときは、情報トークンを裏返して一緒に置きます。
ヒントは基本的に正しいのですが、何ターンか過ぎると「?」マークのトークンがもらえます。そのトークンを出したときは、「嘘をついても良いし本当でもいい」ヒントを出せます。「あれ、さっきのヒントと矛盾してるな…。どっちのヒントが正しいんだ? 」と、海賊たちを混乱させることができます。
ちなみにこの裏返したトークンを確認するというアクションもあります(ゲーム中2回しか使えません)。
はてさて、では、シルバーのプレイヤーが勝利するためにはどうするのか。
シルバーは最初は牢屋に入っています。しかし、数ターンが過ぎると、シルバーは脱獄します。シルバーは移動を行って、隠した財宝の下にたどり着けたら、勝利となります。ちなみに脱獄した後も海賊プレイヤーにもターンは回ってくるので、「ははーん、脱獄してそっちに向かってるってことは、財宝はその辺だな…」とヒントになってしまいます。
他にも方角のヒントや、更にヒントがもらえる宝物トークンもありますが、その辺は割愛。
このゲームの醍醐味は、やはり地図に直接書くことではないかと思います。地図にどんどん書いていって、財宝のありかがどんどん絞られていく。地図がどんどん汚れていくっていうのが、本当に宝探しをしているみたいな気持ちになります。
適当に書いた円の中にたまたま財宝があって、ゲームがすぐ終わってしまうという事態も発生することがありますが、そういうのも引っくるめて私は好きです。
だって、地図に色々書き込んで財宝を探すなんて、大人になるとなかなか出来ないことですからね。
ちなみにこのゲーム、ロングジョン・シルバーで勝利するのは難しいのかなと思います。BGG でもロングジョン・シルバーを救済するためのルールが載っていたと思いますので、興味のある方は参考にしてみて下さい。
明日19日はトレジャーアイランド改め宝島完全日本語版の発売日です。せっかくなので遊んでみて、面白かったら買ってみてはいかがでしょうか。
以上、読んでいただきありがとうございました。
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